お知らせ

同窓生の声

2022.09.08

「同窓生の声リレー」 第2組第26走者 新しい声を寄せていただきました〈令和4年9月〉

新しいホームページの目玉として『同窓生の声リレー』を始めました。お知り合いからお知り合いへ同窓生のつながりを拡げます。「同窓生の声リレー」運用について

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第25走者 🙂   

【小林啓治さん(高校42回)】

『同窓生の声リレー』溝口祐子さんからバトンを受け取りました小林啓治です。

弥生の西にある産直市場グリーンファームの代表をしております。

少子化により高校すら統合の時代ですが、32年前の私の頃は生徒数たしか1,083人、学年は7クラス315人でした。なぜ学年の人数などというどうでもよいことを覚えているかというと、ある日数学の教科担任に「おまえまた期末で315番目だったぞ。」と言われたことがとても印象的で深く記憶に刻まれているからです。

義務教育でない高校は、あまり授業についていけないと教師は私を無視します。皆さんにご迷惑をかけないよう授業の時間はひばりやでお買い物をしてから春日公園です。誰もいない公園、美しい景色。清々しい時間を数多く過ごせたことはとても良い想い出です。

数学は全く理解できませんでしたが、会社経営者として今のところ無事生き残れていることは、同じ境遇の高校生たちに勇気を与えられるのではないかと、積極的に職場体験を受け入れ、「数学ができなくても大丈夫だよ!」とお伝えしております。

前述の全生徒1,083人という、これまたどうでもよいことも覚えているのは、生徒会をやらせていただいて、皆さんにご迷惑をおかけしたときの文化祭のテーマにあった数字。文化祭で無茶な企画を私がいくつもぶち上げて、多くの教員からストップがかかる中で、生徒会担当の伊藤敦先生だけが「君たちならできるから、頑張ってやってみなさい。他の先生には私が説得してあげるから。」と言っていただいたことを今も鮮明に覚えています。

あんなかっこいいことを無知な若造に言ってくれる素敵な大人に出会えただけで、もう、弥生サイコーです。

今の自分の年齢があのころの伊藤先生と同じくらいでしょうか。自分は今、若い皆さんのために何ができているのだろうか。反省です。

〈次回は私の可愛い姪っ子、関崎百合さん(高校71回)へにリレーします。〉 

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次回をお楽しみに!

生徒会誌第36号より抜粋