同窓会
校長先生の挨拶
長野県伊那弥生ヶ丘高等学校 第33代校長 松村 明
この4月に長野県教育委員会事務局心の支援課から赴任してまいりました松村明です。同窓会の皆様方には、日頃より母校の教育活動に多大なご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
創立110年を迎える歴史と伝統のある伊那弥生ケ丘高等学校に赴任できましたことは、自分にとって大変光栄であり、また、身の引き締まる思いであります。
私は、部活動の顧問をしていた頃、本校大体育館には大会や練習試合で何度も訪れており、当時お世話になった先生方や生徒のこと、熱く指導していたことを懐かしく思い出します。本校の生徒は、全員が部活動に加入することになっており、学習と部活動を共に懸命に頑張る姿は、先輩方から引き継がれてきた「自主自立」「文武両道」の精神が現在でも健在であることを示しており、頼もしい限りです。さらに強く逞しく成長していってほしいと願っているところです。
昨年度、臨時休業からはじまり、自粛生活やその後の授業の回復やそのための行事の精選、大会や発表会等の中止といった今まで経験したことのない苦難がありました。そのような苦難の中で、人とのつながりの大切さが見えてきました。これからの時代でも不変であり、その大切さは在校生に伝えていきたいと考えます。
一生懸命頑張る生徒のため、本校の発展のために尽力していく所存です。母校に足を運ばれる際には、気兼ねなく声をかけていただけたら幸いです。