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第18回伊那新校再編実施計画懇話会
第18回伊那新校再編実施計画懇話会が9月24日、伊那合同庁舎で行われました。前回の3月の開催以来5か月ぶりとなりました。3月に県教委から示された校舎整備等のスケジュール案(新校舎の供用開始を開校から2年間延長、開校前から校舎完成までに2校の生徒が弥生の校地で学ぶ)に対し、生徒や職員から懸念の声が多く上がったこと、また上伊那広域連合を始め3団体から再検討を求める要望書を知事と教育長に提出されたこと、また伊那弥生ケ丘高校1年生のルーム長会からも6月の文化祭で工期に関する意見を掲示し、校長を通して県教委に届けるなどの動きがあり、それらを受けて県教委と設計チームで慎重に計画案の見直しを進めてきたため、この時期の再提案となったそうです。7月に両校の生徒と保護者、教職員にアンケート調査をした結果も報告されました。
この日新たに示された案は
❖伊那北高校の校地に仮校舎を建設し、既存校舎も活用しながら解体都心地区の工事を進めていく。新校舎は27年度中から一部供用を開始する。完成は30年度中の見込み。
❖両校の生徒がそれぞれの学校の生徒として卒業する年次統合とする。
とのことです。
これにより、伊那弥生ケおかと伊那北の両校は2028年の新校開校後も存続し、最終的に27年度入学する生徒が卒業する29年度をもって閉校することとなります。
懇話会では「私たちの声を聞いてほしい」と活動してきた母校の一年ルール長会の5人も傍聴し、「生徒の声を反映してくれて嬉しい」との発言をしました。他の構成員の生徒からは“特色ある部活動をどのように運営するのか”、“生徒の減少に伴う教員数減により、指導に影響は出ないか”等の心配する声、また他の出席者からは“騒音と危険のなかでの学校生活…”、“従来の案より費用がかさむことになるが、どの程度の差なのか、予算は確保されているのか”、“アンケートへの回答率が低く、声として信頼してよいのか”等懸念する多くの意見が出されました。
最終的にこの新案は了承されたことになりました。次回の懇話会では新校の学びのイメージや進捗状況、校名についても7年度中に決める方向でその方法について賀提案される予定です。また今後10月以降に小中学生や保護者、地域住民を対しようとした説明会を開くとのことも説明されました。
伊那新校 校舎整備等スケジュール 3案比較 資料
⇒ 20240924konwakai_18_ina_2.pdf (nagano.lg.jp)
懇話会配布資料