伊那弥生ヶ丘高校同窓会

長年茶道を指導してこられ、このほど引退された杉本英子様（旧姓：篠田　高校14回）から多くのお茶道具を頂戴いたしました。

【杉本さん談】

茶道について、作法やマナーと聞くと難しく感じられ、覚えることもたくさんで大変に思う方も多いかもしれませんが、茶道の作法や動きには全て意味があり、その意味さえ理解してしまえば難しいものではありません。初めは先生の真似をして「型」を覚えれば大丈夫です。学んでいく中でその意味が後からわかってきます。基本的には目上の方を敬い、一緒にお茶席に入る方を大切にするという気持ちが大切です。

茶道は禅と密接にかかわっていて、全の価値観を取り入れ、心を通わすことを重視しているそうです。現代社会において社会や家庭、また教育現場からも失われつつある日本の伝統文化を、大切に受け継いでいくことが、和をもって、心を通わせることへも繋がっていくのではないかと感じます。

いただきました大切なお道具は、茶道部の生徒さんやご希望の方にお譲りさせていただきます。心より感謝申し上げます。