同窓会

会長挨拶

ご挨拶

kaityou

うっとうしい梅雨が明け、急に暑くなりました。
会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。
日頃は同窓会にご理解、ご協力を賜りありがとうございます。

同窓会報を毎年お送りしたり、地区の役員さんがお届けしたりしていますが
「紙のものはあまり読まない」という声もあり、ホームページをリニューアルいたしました。
以来、同窓生の声や写真などいただき、少しずつ充実してまいりました。
是非一人でも多くの方にご覧いただき、恩師、同級生、先輩、後輩との交流を深める場になってほしいと願っています。

さてこの令和元年、第101回全国高校野球長野県大会で我が弥生ヶ丘高校野球部がなんと決勝戦に進出いたしました。見事な全員野球で延長戦まで戦い、惜しくも敗れましたが、素晴らしい準優勝でした。
本当に無念!ではありましたが、それを補ってあまりある感動を多くの人々に与えてくれました。
伊那北高校、上農高校、赤穂高校からメガホンを貸していただき、同窓生の印刷会社から手作りのメガホンをたくさんご寄付いただき、決勝戦当日は遠くからも大勢の同窓生や地域の方が応援に駆けつけてくださり、大応援団となりました。優勝の暁には地域で応援しようと立ち上がってくださった方々もあり、たくさんの温かい視線が注がれました。
公立高校であり、地元の部員たちが作り上げてきたこの野球部の活躍が、高校野球の本来のあるべき姿を見せてくれたことに人々の想いが寄せられたのだと思います。
ナインにエールを送り続けた応援部員の姿、コンクールを控えながら、雨の中でも演奏し続けた吹奏楽部の姿、自然に生徒の中から湧きあがり、さざ波のように広がってきた歌声、心を合わせ懸命に応援し、激励し、歓声を上げる保護者会の皆さんの姿、OB会、後援会の姿、同窓生の姿、すべてがひたむきに闘う球児たちに熱く注がれていました。
私は準決勝、決勝の2試合のみ観戦させていただきましたが、高校野球の素晴らしさをあらためて実感いたしました。
選手たちが気兼ねなく野球に励むために何くれとなく気と心を配り、チームの支えとなってきたマネージャーの姿。さらにスコアをつけ、記録をし、グランドで共に練習していた姿。彼女たちあってこその弥生ヶ丘野球部と言えるかもしれません。
まわりの人々の心を一つにしてくれた野球部員に感謝の想いでいっぱいです。

同窓会はこれからも母校の生徒さんを見守りつつ応援させていただきたいと思います。ご支援よろしくお願いいたします。

下島 典子